外構バリアフリー
外構リフォームで安全なバリアフリーに!リフォーム時のポイントや注意点は?
高齢の方や手足に不自由のある方、
車いすを利用している方にとっては、
小さな段差も大きな危険になります。
屋外で転倒すると怪我をしやすいため、
外構のバリアフリー化は必須といえるでしょう。
この記事では外構をバリアフリーにリフォームする箇所やポイント、注意点について解説していきます。
1.外構リフォームとは?
外構は家の外側にある門やフェンス、段差といった構造物を指します。
外構全体をエクステリアといいます。
これはインテリアと対になる言葉で、エクステリアは、家の周りの環境や空間を装飾する意味合いが強いのです。
外構リフォームは、エクステリアを構成する一部の外構を使いやすく、
機能的にリフォームすることを指します。
バリアフリーのリフォームする箇所は、
門から玄関までをつなぐアプローチ(通路)やデッキ、テラスなどが多いでしょう。
2.バリアフリーの外構リフォームの内容やメリット
誰でも使いやすい外構にするためには、以下のようなリフォーム内容が考えられます。
誰でも使いやすくするための外構リフォームで多い工事として考えられるのは、
アプローチにあった段差を無くし、
スロープを取り付ける工事です。
これによりスムーズに玄関から門まで車いすで行き来できるようになります。
またデコボコした部分を舗装して転びにくく、平らで滑らかな地面を作れます。
また、リビングからデッキの高さを同じにし、
デッキと玄関をスロープでつなぐことにより、
リビングから速やかに外へ移動できるようにすることも可能です。
車いすで外出するときに、玄関の段差にも困ることがあるため、
リビングから直接出られる構造にすると便利です。
通路にパーゴラ屋根を設置し、
外出の際の雨除けをつくることも可能です。
雨天時も濡れにくいようなデザインにしたり、
証明を取り付けて夜間も安全に道を通れるようにしたりすることも、
外構リフォームで多い要望なのです。
3.誰もが使いやすい外構にするためのポイント
みんなが使いやすい外構にするためのポイントにはさまざまなものがあります。
ここでは、とくに設置の機会が多いスロープや床材、門についてのポイントを重点的に解説します。
3-1.スロープの設置のポイント
まず考えたいのがスロープの幅です。
広ければ使い勝手が増すため、広めの幅をとりたいところですが、
住宅事情からそうはいかない場合もあるでしょう。
スロープ幅の目安でいうと大体1m程度の幅があれば
問題なく使用できます。
あまり幅が短いと脱輪の危険性が高まります。
その場合は、縁石や手すりを設置すると安全に使用できるでしょう。
また、スロープの角度も安全な使用において重要な項目です。
一般的には、屋外のスロープは傾斜角度が5%以下になるように設計することが多いでしょう。
あまりに傾斜角度が大きくなってしまうようなら、スロープの折り返しを設置することも視野に入れます。
その際は曲がりやすいように広めの面積が必要になります。
3-2.安全性に優れた床材の選定
スロープ作りや道のデコボコを補修する際には、
おしゃれな床材を選ぶのも良いでしょう。
しかし、安全への配慮も必要です。
たとえばタイルは水に濡れると非常に滑りやすくなり、危険です。
滑りにくい床材や滑りにくくする加工が施された床材を選ぶ必要があります。
デザイン性と安全性両方に優れた床材もあるため、リフォーム業者に相談するのもおすすめです。
3-3.門の開閉タイプを変更する
門も車いす利用者にとっては厄介な障害物になりやすいため、
バリアフリー化した方が良い構造物です。
ほとんどの門は開き戸になっているため、
車いすでも利用しやすい引き戸タイプに変更した方が良いでしょう。
4.外構リフォームをするときの注意点
外構リフォームには設置する構造物以外にもさまざまな注意点があります。
まず、介助者が介助しやすいデザインにすることが大切です。
たとえば道幅は車いすの通りやすさは考えられていることが多いでしょう。
しかし、介助者の入るスペースも考慮されていないこともままあります。
また、リフォームの依頼者が、
あらかじめどのような工事をしたいか考えるのは非常に大切なことです。
一方、外構リフォームに関するプロの視点も必ず必要になってきます。
リフォーム業者は依頼者の要望にできるだけ答えるためにいるので、
気になることはなんでも相談してみましょう。
そして、外構リフォームは屋外での作業になるため、
リフォームの内容によっては雨や雪が降るとできなくなるものもあります。
樹木の植え付けなどもそれに適した時期があるため、工期に余裕をもたせた依頼も重要です。
トップテラスで施工した現場
brforeがこちら
afterがこちらです
今回のリフォームのポイント
玄関ポーチの段差を無くし 車を玄関の前まで駐車できるようにしました
掃き出しの窓から車いすで出入りできるようにタイルデッキを作りました
テラス屋根を全面に設置し、雨の日で濡れないようにしました
足元をコンクリートにすることで
足元を汚すことなく移動もできます
5.まとめ
外構リフォームにおいて大切なことは、
使用している人すべてが使いやすいデザインにすることです。
そのためには、あらかじめどの部分をリフォームするのか、
どれくらいの面積が必要なのかなどをイメージしておくことが重要です。
そのためには外構リフォームのプロの視点も大切になってきます。
「株式会社トップテラス」は、エクステリアや外構工事などを承っています。
お客様のライフスタイルに合わせたご要望をお伺いし、
お客様に寄り添ったご提案をいたします。
施工も当社の経験豊富なスタッフが丁寧に行いますので、
外構のリフォームをご希望の方はぜひ一度お問い合わせください。
高齢の方や手足に不自由のある方、
車いすを利用している方にとっては、
小さな段差も大きな危険になります。
屋外で転倒すると怪我をしやすいため、
外構のバリアフリー化は必須といえるでしょう。
この記事では外構をバリアフリーにリフォームする箇所やポイント、注意点について解説していきます。
1.外構リフォームとは?
外構は家の外側にある門やフェンス、段差といった構造物を指します。
外構全体をエクステリアといいます。
これはインテリアと対になる言葉で、エクステリアは、家の周りの環境や空間を装飾する意味合いが強いのです。
外構リフォームは、エクステリアを構成する一部の外構を使いやすく、
機能的にリフォームすることを指します。
バリアフリーのリフォームする箇所は、
門から玄関までをつなぐアプローチ(通路)やデッキ、テラスなどが多いでしょう。
2.バリアフリーの外構リフォームの内容やメリット
誰でも使いやすい外構にするためには、以下のようなリフォーム内容が考えられます。
- アプローチの段差の高さ引き下げやスロープ設置
- 敷地の整地
- 車いすで通れるような門にする
- デッキの作成やスロープ設置
- 雨除けや照明の取り付け
- 駐車場を広くする
誰でも使いやすくするための外構リフォームで多い工事として考えられるのは、
アプローチにあった段差を無くし、
スロープを取り付ける工事です。
これによりスムーズに玄関から門まで車いすで行き来できるようになります。
またデコボコした部分を舗装して転びにくく、平らで滑らかな地面を作れます。
また、リビングからデッキの高さを同じにし、
デッキと玄関をスロープでつなぐことにより、
リビングから速やかに外へ移動できるようにすることも可能です。
車いすで外出するときに、玄関の段差にも困ることがあるため、
リビングから直接出られる構造にすると便利です。
通路にパーゴラ屋根を設置し、
外出の際の雨除けをつくることも可能です。
雨天時も濡れにくいようなデザインにしたり、
証明を取り付けて夜間も安全に道を通れるようにしたりすることも、
外構リフォームで多い要望なのです。
3.誰もが使いやすい外構にするためのポイント
みんなが使いやすい外構にするためのポイントにはさまざまなものがあります。
ここでは、とくに設置の機会が多いスロープや床材、門についてのポイントを重点的に解説します。
3-1.スロープの設置のポイント
まず考えたいのがスロープの幅です。
広ければ使い勝手が増すため、広めの幅をとりたいところですが、
住宅事情からそうはいかない場合もあるでしょう。
スロープ幅の目安でいうと大体1m程度の幅があれば
問題なく使用できます。
あまり幅が短いと脱輪の危険性が高まります。
その場合は、縁石や手すりを設置すると安全に使用できるでしょう。
また、スロープの角度も安全な使用において重要な項目です。
一般的には、屋外のスロープは傾斜角度が5%以下になるように設計することが多いでしょう。
あまりに傾斜角度が大きくなってしまうようなら、スロープの折り返しを設置することも視野に入れます。
その際は曲がりやすいように広めの面積が必要になります。
3-2.安全性に優れた床材の選定
スロープ作りや道のデコボコを補修する際には、
おしゃれな床材を選ぶのも良いでしょう。
しかし、安全への配慮も必要です。
たとえばタイルは水に濡れると非常に滑りやすくなり、危険です。
滑りにくい床材や滑りにくくする加工が施された床材を選ぶ必要があります。
デザイン性と安全性両方に優れた床材もあるため、リフォーム業者に相談するのもおすすめです。
3-3.門の開閉タイプを変更する
門も車いす利用者にとっては厄介な障害物になりやすいため、
バリアフリー化した方が良い構造物です。
ほとんどの門は開き戸になっているため、
車いすでも利用しやすい引き戸タイプに変更した方が良いでしょう。
4.外構リフォームをするときの注意点
外構リフォームには設置する構造物以外にもさまざまな注意点があります。
- 介助者への配慮があるリフォーム
- リフォーム業者としっかり話し合う
- 工期に余裕をもたせる
まず、介助者が介助しやすいデザインにすることが大切です。
たとえば道幅は車いすの通りやすさは考えられていることが多いでしょう。
しかし、介助者の入るスペースも考慮されていないこともままあります。
また、リフォームの依頼者が、
あらかじめどのような工事をしたいか考えるのは非常に大切なことです。
一方、外構リフォームに関するプロの視点も必ず必要になってきます。
リフォーム業者は依頼者の要望にできるだけ答えるためにいるので、
気になることはなんでも相談してみましょう。
そして、外構リフォームは屋外での作業になるため、
リフォームの内容によっては雨や雪が降るとできなくなるものもあります。
樹木の植え付けなどもそれに適した時期があるため、工期に余裕をもたせた依頼も重要です。
トップテラスで施工した現場
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afterがこちらです
今回のリフォームのポイント
玄関ポーチの段差を無くし 車を玄関の前まで駐車できるようにしました
掃き出しの窓から車いすで出入りできるようにタイルデッキを作りました
テラス屋根を全面に設置し、雨の日で濡れないようにしました
足元をコンクリートにすることで
足元を汚すことなく移動もできます
5.まとめ
外構リフォームにおいて大切なことは、
使用している人すべてが使いやすいデザインにすることです。
そのためには、あらかじめどの部分をリフォームするのか、
どれくらいの面積が必要なのかなどをイメージしておくことが重要です。
そのためには外構リフォームのプロの視点も大切になってきます。
「株式会社トップテラス」は、エクステリアや外構工事などを承っています。
お客様のライフスタイルに合わせたご要望をお伺いし、
お客様に寄り添ったご提案をいたします。
施工も当社の経験豊富なスタッフが丁寧に行いますので、
外構のリフォームをご希望の方はぜひ一度お問い合わせください。
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